小学生の孫がバレエを習っている。
発表会があるというので、早速名古屋まで出かけた。
ステージの孫を探すが、同じ年頃の子ども達がいっぱい。メイクしているので目を凝らすが、探せない。
「いた、いた!」一生懸命間違わずに踊っていた。「よかった。」
第一部が終わり、休憩後の第二部ステージ。
暗い舞台、日常の稽古場、黒いレオタード姿の孫より年上の彼女たちが淡々と練習をしている。素敵だなあと思った。今までの私のバレエ概念を変えるような現代性を感じた。新鮮だった。
孫から「今度トウシューズが履けるようになったよ。夏休みには持って行くからね。」と電話があった。そして大切そうに袋に入れて持ってきて見せてくれた。「左」、「右」、「名前」が書かれていた。大切なトウシューズと舞台の風景を思い描いてみたいと思った。